☆☆  慢性閉塞性肺疾患 (肺気腫 慢性気管支炎)

■ 有毒な粒子やガスの吸入(タバコ、大気汚染、粉塵、化学物質)によって気管に障害が起こり、咳、痰、息切れなどが進行する病気です。タバコの販売本数に比例して慢性閉塞性肺疾患は増えています。

■ タバコが最も重要な原因ですが、大気汚染や受動喫煙、職業上の有毒物質、遺伝的素因も発症に関連することが知られています。

■ 慢性閉塞性肺疾患は治癒させることが難しい病気です。したがって、早期発見が重要です。ある程度以上の喫煙者、慢性的に咳、痰がある方は呼吸機能検査を受け、気管内の空気の流れに問題がないか検査する必要があります。 

続く